四月下旬~五月上旬に一番茶のお茶の葉を刈り取ります。
つみ立ての葉に蒸気を当てて蒸します。こうする事で発効を防ぎます。
蒸した葉を冷まします。
熱風を当てながら、葉を揉みます。こうして水分を少しずつ飛ばします。
お茶の葉に力を加えて揉みます。水分が均一になるようにします。
お茶の葉の表面に浮き出た水分を乾かす為に回転させながら熱風を当てます。
葉を細くなるように機械を前後に動かして更に乾燥していきます。
ここで十分に乾燥させます。こうしてできたお茶を「荒茶(あらちゃ)」と言います。
形状が不揃いの粗茶を篩(ふるい)にかけて、見栄えの良い形に整えます。
余分な粉も落とします。
篩(ふるい)の上に残った大きな茶を、専用カッターで適切な大きさに切断します。
「毛葉(けば)」というふわふわしたものや、「茎(くき)」の削れたもの、異物などを取り除きます。
ここで、しっかりと乾燥させます。香りと味を引き出す大切な工程です。
お茶屋さんが独自のお茶の味を作り、品質を安定させるためにブレンドします。
お茶に混ざっているかもしれない異物を、人の目や専用の機械で検査します。
最近の異物除去着の進歩は目を見張るものがあります。
こうして出来たお茶を同じ重さに計量して、小袋やお茶缶につめて小売店に出荷します。
さあ!美味しいお茶が届きました。密閉して冷蔵庫に入れておけば、おいしさが長持ちしますよ。